据え置きノートパソコンは中古から選べ!?
パソコンを買うなら中古?
パソコンを買うなら中古がいいのかなと最近思っています。ただ、ゲームなどを毎日やるハードユーザーではなく、ネットサーフィンや、文書作成くらいのソフトユーザー向けの話として聞いてください。
パソコンは本当に安くなりました。十数年前までは、大したスペックでもないのに(とはいえ当時はハイスペックでしたが)、20万円~40万円が普通に買うには必要だったと思います。どんなにスペックを絞っても、最低10万円はするというのがパソコン市場でした。
2018年のソフトユーザーが考えるべきノートパソコンは?
ノートパソコンを購入する際に考える事項は人それぞれだと思いますが、私が考えているのは、
- メモリ
- ディスプレイの解像度
- ディスプレイの大きさと重さ
- Officeが必要か否か
- HDDかSSDか
くらいでしょうか。
CPUは考えなくていい?
CPUは確かに早いに越したことはなく、いろいろ出てはいますが、正直、ソフトユーザーにはCPUの性能はすでに頭打ちだと思っています。あと、そのほかの項目をクリアできるようなパソコンであれば、ある程度まともなCPUを持っているノートパソコンです。メモリが高くてディスプレイの解像度が高くて重さも軽くて、CPUが酷い……というのはあまりないような気がします。
グラフィックボードは考えなくていい?
グラフィックカードも上記のCPUと同じ理由で、ほぼ考えなくていいでしょう。ただし、ゲームユーザーには致命的なスペックになりますので、考えたほうがいいです。
メモリはなぜ大事?
これは私は感覚でしか話せませんが、CPUが大したことなくてもメモリが膨大だとかなり早くなります。これは増設したことがある人しか感じない快感だと思いますが、効果は絶大です。ぜひ、CPUはすごいのに重い…という場合にはメモリの増設を最初にお勧めします。
ディスプレイの解像度は絶対に確認が必要
これは私は必須だと思います。まず解像度の種類ですが、
- HD:1440×1080ピクセル
- フルHD:1920×1080ピクセル
- 4K:3840×2160ピクセル
の3種類が主になっています。4Kをうたうノートパソコンもありますが、ノートパソコンのディスプレイの大きさには限界がありますので、ノートパソコンのディスプレイに4Kはかなり不釣り合いです。フルHDで充分です。
ただ、フルHDとHDの線引きには気を付けたほうがいいです。HD以下になると解像度が落ちます。そして、素人の方が陥るところは安いHDディスプレイのパソコンを購入してしまうことです。実はこのディスプレイの解像度が結構な価格の比重を占めており、スペックが良くて価格安いじゃん…とよく見てみると、解像度がHDであることがほとんどです。
是非、解像度は必ず確認し、フルHD以上のものを選択していきましょう。まぁHDで不十分とは言いませんので、予算が限られている人はHDでもいいと思います。ただ、文字の大きさの制限が結構かかってしまい、若者など小さい文字は見えて小さいディスプレイでいくつかウィンドウを広げてみたいということになったとき、フルHDでないと結構不便なことが多いです。
ディスプレイの大きさと、ノートパソコンの本体の重量は使い方次第
もし自宅にスペースがあり、据え置き型にするのであればノートパソコンのディスプレイは15インチ以上が望ましいです。やはり、ディスプレイは大きいほど操作性が上がります。
ビジネス用で持ち運ぶのであれば、~14インチ以下がおすすめですが、持ち運び型は最小で12インチが限界でしょう。11インチ以下はかなり腰を曲げないと見れませんので、仕事の効率も、体にも悪いです。タブレットなら許容範囲ですが、小さいタブレットは、ノートパソコンに慣れてしまうとなかなか使いづらいです。また、最大を14インチとしたのは、本体重量によります。ノートパソコンの重量は、ディスプレイの大きさに比例します。14インチを超えると本体の重さが2kgを軽く超えてきますので、それを持ち運ぶのは、覚悟しない限りかなり厳しいでしょう。
HDDとSSDはどちらが良い
それは断然、SSDのほうが良いです。速さ、壊れにくさから言ってもSSDが今は有利でしょう。昔から、「回るものは壊れる」と言われていますが、HDDはなかでCDのようなディスクが常に回転しています。一方、SSDは、基板や半導体だけがそこにあり、何かが回るような構造ではありません(イメージとしてはビッグUSBメモリ)。耐久性や寿命を考えてもSSDをお勧めします。
Officeの有無
これは単純に必要かどうかです。家電量販店にある、スペックの割にやたら高いPCはほぼOfficeが入っています。それだけOfficeが高いということですが、Officeを入れるだけで2万円以上は値段が上がります。
ただ、使わなければいけない…というシチュエーションが結構ありますので、これは仕事の内容次第でしょう。
なぜ中古の据え置きノートパソコンが良いのか?
据え置き型のノートパソコンとして使うのであれば、中古を選択肢の一つとしてお勧めします。びっくりするほど安く、おそらくネットで買えば正規の価格の50%以上安いです。これは次のデメリットがあるからでしょう。
バッテリーが死んでいる
ノートパソコンは持ち運べるという観点から、バッテリーが命の一つではあるのですが、これが使用年数でかなり劣化するものの一つです。ということで、中古ではバッテリーが生き生きとしているという状況は望まないほうがいいです。バッテリーが死んでいる=持ち運べないので、この記事では据え置き型のノートパソコン、と限定しているわけです。
HDDが瀕死状態
バッテリーと同じように、HDDもかなり劣化が激しい部品の一つです。しかも困ったことに、HDDが死ぬとこれまで記録していたものなどが吹っ飛びますし、復旧作業にもかなりの時間や、場合によっては費用が掛かります。
バッテリーには期待せず、SSDを使ったノートパソコンを選ぼう
SSDはHDDよりは耐久性があります。少々高価であっても(とはいえ新規購入に比べればかなり安いですが)、ここはゆずらずSSDにしましょう。
ただ、玉石混合ではあるので注意は必要です。この辺りは、運も含まれるのでそのあたりは自己責任なってしまいますのでご了承ください…。
Amazonでも買える中古ノートパソコン
今は何でもAmazonで買える時代ですよね…。私は前々気にしていませんでしたが、 中古のノートPCまでAmazonで売っています。もし、上記の記事で、「ソフトユーザーだし、別に機能が最低限であれば……」という人は、Amazonで探してみてはいかがでしょうか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません